中国西南部の雲南省昆明市とベトナム北部ハイフォン市を結ぶ貨物列車がこのほど開通した。国営ベトナム通信(VNA)などが14日に伝えた。
この列車は、ベトナム、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、中国の雲南省と広西チワン族自治区にまたがる大メコン圏(GMS)の協力プログラムとして、アジア開発銀行(ADB)の支援を受けて敷設された南北経済回廊を走る。
第1便は、13日に昆明市を発車した。運行会社によると、コンテナ32個分の化学原料が積載されている。走行距離は854キロメートルで、所要日数は4〜6日。現在は週1便を運行しているが、両国間の物流の需要拡大に伴い、1日1便の運行を視野に入れているという。
関連国・地域: 中国/ベトナム
関連業種: 運輸・倉庫


