ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)は9日、新たな会長として同社のグエン・トゥー・アイン社長を選出した。アイン氏の任期は2020年まで。14日付トイバオキンテー電子版が報じた。
ファム・ティエン・ズン前会長は、6月1日から中銀決済部長に転じている。
アイン氏は1965年生まれ。88年にベトコムバンクに入行し、同行カードセンター所長やスマートリンク・カード・サービシズ社長などを歴任した。2015年4月にNAPAS社長に就任した。
NAPASの前身のベトナム・ナショナル・フィナンシャル・スイッチング(バンクネットVN)は04年設立。国内の現金自動預払機(ATM)やPOS(販売時点情報管理)ネットワークなどを管理・運営する。スマートリンク・カード・サービシズと合併し、16年2月に現在の社名となった。
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関連業種: 金融・保険


