6月15日、オープン当日の「セブン-イレブン」1号店では、ベトナム人によく親しまれているストリートフード目当てに数百人が列を作った。
カットフルーツにぜんざい、バインミー、串焼き、生春巻き、ホビロン……セブン-イレブンがライバルとの競争の武器に選んだ100品あまりのフード商品には、ベトナムの路上でよく販売されている食べ物が多数含まれている。
むろんオープン当日は、フローズンドリンク「スラーピー/Slurpee」や寿司、スパゲティ、米飯、汁無しフォー(pho tron)なども支持を集めた。「今朝はpho tronがよく売れています」とレジのスタッフが話した。
ベトナムでのマスターフランチャイジーSeven System Vietnam社のVu Thanh Tu社長は1号店のオープン式典で「ベトナム人、ベトナムの文化、ベトナムの繊細で濃密な料理文化をもっと探究していきたい」と述べるとともに、開店に向けて人々の飲食習慣や好みを調査してきたスタッフの努力をねぎらった。
セブン-イレブンは世界最大のコンビニブランドだが、ベトナムでの目標は今年20店舗、向こう3年で100店舗と控え目なものになっている。


