ベトナム統計総局が27日に発表した2017年上半期（１〜６月）の外国人旅行者数（推計）は、前年同期比30.2％増の620万6,000人だった。中国と韓国の旅行者が大幅に増加しており、２カ国で全体の48％を占めた。
国・地域別では中国が、56.7％増の188万7,000人でトップ。２位の韓国は43.9％増の106万6,000人となった。以下は日本が6.5％増の37万9,000人、米国が9.3％増の32万人、ロシアが53.4％増の31万4,000人で続いた。
ベトナム政府は先に、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの５カ国について、15日を超えない滞在であれば査証（ビザ）取得を免除する措置を１年間延長すると発表した。延長期間は７月１日から18年６月30日まで。
17年６月の単月（推計）では、中国が前年同月比63.1％増の31万5,000人で最多だった。以下は、韓国が61.2％増の17万7,000人、日本が3.1％増の５万6,000人、米国が9.6％増の５万2,000人となった。
