2017年上半期(1〜6月)のベトナムの航空会社4社の定時運航率(OTP)は平均87.8%で、前年同期に比べ3.6ポイント上昇した。運輸省民間航空局(CAAV)によると、世界平均を上回っているという。6月29日付ダウトゥ電子版が報じた。
上半期にベトナム航空やベトジェット航空、ジェットスター・パシフィック航空(JPA)、ベトナム・エア・サービシズ(VASCO)の4社が運航したフライトは、前年同期比6.2%増の13万6,400便だった。
航空会社別のOTPは、ベトナム航空が91.1%で、6.4ポイント上昇した。ベトジェットは85.6%で2ポイント、JPAは79.9%で0.6ポイント、VASCOは95.6%で0.2ポイント、いずれも上昇した。
CAAVのボー・フイ・クオン次長は、「ハノイのノイバイ空港とホーチミン市のタンソンニャット空港での天候不順が、遅延やキャンセルが生じた主な原因」と分析している。


