ベトナム統計総局(GSO)は、上半期(1〜6月)の失業率が2.28%だったと発表した。地域別では、都市部が3.22%で、地方の1.81%を上回った。
15〜24歳の失業率は7.48%。都市部は11.98%、地方は5.79%だった。労働力人口は7月1日時点で5,450万人で、前年同期から16万2,200人増加。このうち、就業者は5,430万人。業種別では、農林水産業が2,160万人で、全体の40.4%を占めた。サービス業が1,820万人、工業・建設が1,360万人で続いた。
就業していても、労働条件が著しく劣っていたり、就業が不安定であったりして、追加の仕事が必要な状態にある不完全就業者の割合は1.72%で、都市部が0.85%、地方が2.15%。このうち、農林水産業以外で非正規雇用されている人の割合は57.1%だった。


