愛知の屋根技研、ホーチミン市に現法設立
屋根の工事や太陽光発電の設置などを手がける屋根技術研究所(愛知県高浜市)はこのほど、ベトナムのホーチミン市に現地法人を設立したと発表した。7月から業務を開始している。
新会社は「屋根技研マテリアル・ベトナム(YGMV)」で、屋根技研の100%子会社となる。資本金は5万米ドル(約570万円)。
同社は2013年に日本や中国の協力工場に加え、ベトナムを含む東南アジアや台湾を結ぶサプライチェーンを構築してきた。協力工場との提携や、現地サプライヤーとの協力による現地調達率の向上、専用コンテナによる高効率輸送を実現。「日本品質・ベトナム価格」を可能にしている。
同社はアジアでの調達体制や営業展開を強化するため、ベトナム法人を設立。屋根製品だけでなく、建築金物や電設資材などの金属製品のOEM(相手先ブランドの生産)事業を拡大する方針という。


