ベトテルの海外事業、上半期は利益2.6倍
ベトナムの通信大手、軍隊通信グループ(ベトテル)は、2017年上半期(1〜6月)の海外事業について、税引き前利益が前年同期比で2.6倍の1兆ドン(4,400万米ドル、約49億円)、売上高は25%増の14兆ドンだったと明らかにした。国営ベトナム通信(VNA)が17日に伝えた。
海外9市場のうち、売上高の伸び率が最も高かったのはペルー(前年同期比82%増)だった。以下は、ブルンジ(38%増)、東ティモール(29%増)、ハイチ(15%増)が続いた。第4世代(4G)通信サービスや電子財布(Eウォレット)、政府や企業向けの大規模なITプロジェクトなどが、業績を押し上げた。これらには東ティモールの回線接続、ラオスの人口管理システム、ブルンジの税金支払いシステムなどが含まれるという。
ベトテルは、海外事業の通年売上高を前年比29%増の32兆ドンとする目標を設定している。


