救急サイレン鳴らす列車?事故削減テスト(HOTNAM)
ベトナム鉄道総公社は、警笛音テストを行っている。
「蒸気機関車」、「パトカー」、「救急車」の3種類のサイレンを増幅して出せ、踏み切り通過時にどれを使うかは運転手の経験に任せる。試験は3カ月行われる(現在1カ月経過)。
鉄道が道路と並行して走る区間が多く、都市の騒音が大きいのに加え、車の運転手が鉄道の警笛をトラックなどのクラクションと聞き間違え、列車によく注意せず、事故が多発していることが、この実験の始まりである。
交通運輸省は、クーラーをつけ車を閉め切り、運転手がはっきり警笛が聞こえない状況も考え、点滅灯の設置も検討するよう鉄道総公社に提案している。