私は雑食である。
ベトナムに来る前からウスウス感じていたことではあるが、私は変と言うか適応能力が高いと言うか、どんな食べ物でも旨いと感じてしまう。いわゆる雑食なのである。
日本に居る時はパクチーが大嫌いで、多くのベトナム料理にパクチーが入っているのを聞いて、ベトナム生活に不安を持っていたのであるが、ベトナムで致し方なくパクチーを食べているうちに、今ではパクチーが大好きになってしまった。
ベトナム人でも避けるような粗末な食堂に入ることも出来るし、その料理も旨いと感じることが出来る（←しかし、以前、このような食堂で食べて激しい腹痛を起した為、現在では入るのを躊躇している）
そして、一週間ぐらいなら毎夕食同じ料理でも構わない。実際、フォーを毎夕食一週間食べたこともあった。
親の育て方が上手かったのか、もともと雑食としての素質があったのか。
今では、ベトナムでの非日常的な生活が楽しめるのも、ベトナム人と一緒に働いていてもストレスを溜めることなく過ごせるのも、この雑食という能力があるからだと考えている。
全ての食べ物が旨い！と感じのは情けないような気がするが、最近では自分のこの能力にとても感謝している。
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