ベトナム北部バクニン省で、外資誘致による急速な発展が続く一方で、外国人向け住宅の不足が深刻だ。10日付ダウトゥ電子版が報じた。
同省には韓国のサムスン電子、台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)など海外大手メーカーの生産拠点が集中し、省の工業生産は20年間で1,200倍近く増加したとされる。今年2月には、サムスンディスプレー工場拡張の投資額を25億米ドル(約2,800億円)に引き上げることが承認された。
同省で働く外国人は5万人を超え、今後も毎年20〜25%ずつ増えると予想される一方で、宿泊をはじめとする外国人向けサービスの立ち遅れが目立つ。一部の企業は中規模のホテルを借り上げて宿舎にしたり、ハノイに住む社員を集団で送迎するなどしている。
不動産開発大手ベトナム投資グループ(ビングループ)は2月、バクニン市中心部で高級集合住宅「ビンホームズ・バクニン」に着工し、来年半ばの引き渡し開始を目指している。集合住宅2棟(27階、31階建て、約600戸)とショッピングセンターなどで構成され、外国人向け住宅の不足が緩和されると期待されている。


